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help RSS 薬師院仁志著『英語を学べばバカになる−グローバル思考という妄想』(光文社新書)

<<   作成日時 : 2009/11/28 22:24   >>

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薬師院仁志著『英語を学べばバカになる−グローバル思考という妄想』(光文社新書) http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334033088

この本は「英語支配」に抗するためのすぐれた本です。それなのに、タイトルが内容を台無しにしている。
なんというのでしょうかね。新書という廉価版の性質上、数を売る必要があり、それでこんな扇情的なタイトルが付けられたのでしょうが、薬師院さんは決して「英語を学べばバカになる」なんて言っていません。これは著者の意向に沿っていない題ではないかと思います。

英語を学ぶことが悪いわけじゃない。学ばないからいいというわけではない。英語を学ぶことによって「英語は偉い」と勘違いしてしまう考え方が間違っている。そしてこの考え方は何も英語ができるから身についてしまうものでもなく、英語ができなくても勘違いが横行しているわけです。
それを理路整然と活字にしたのがこの本。要は津田幸男さんの主張とおおむね同じわけです。津田さんが『英語支配とことばの平等−英語が世界標準語でいいのか?』(慶応義塾大学出版会) http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/4766413040/ などで書いていることと方向性は同じです。ただ、新書で出すと、なぜか変なタイトルになってしまう。
内容はまじめな英語支配に対する異議申立ての書です。

そして好感が持てるのは、エスペラントについても「中立な言語」という幻想を持たず、EUが非効率的な翻訳業務を選択したことを評価している点です。そして最後の異文化理解の重要性を訴えて締めくくります。「異文化」=「英語」という誤解もあるみたいですが、もちろんここでいう「異文化」とは世界じゅうのあらゆる文化のことです。

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内田樹・香山リカ・山口二郎・薬師院仁志『橋下主義(ハシズム)を許すな!』(ビジネス社) http://www.business-sha.co.jp/content/book_782.html ...続きを見る
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2011/11/30 06:29

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